ここでは過去の指数表を使ってデータの見方を説明します。
下記のサンプル指数表を元に説明をいたします。 |
| 前3 |
過去5走のレースを分析した、前半3ハロンの展開とペースにおける指数。 この指数が大きいほどハイペースで先行または逃げています。
この指数が小さいほど後方待機型となります。 |
| 上3 |
過去5走のレースを分析した、上がり3ハロンの展開と位置からの指数。 この指数は馬の末脚を表した指数です。
そこで上記の前3指数と比べてみてください。
上3指数が前3指数より勝っている馬は差し馬、追い込み型の馬と見てよいでしょう。
反対に前3指数が大きく、上3指数が前3指数より小さい場合は先行型の馬です。 前3指数がかなり高くてもこの上3指数があまりにも低いと(45以下)差しきられる危険があります。 いわゆる逃げバテ、ゴール前失速で末脚に不安があります。
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| 展 |
展開を表す指数。最終コーナー手前(第3コーナーと第4コーナー中間地点)での位置取りを指数化したもの。
この指数が大きいほど前に位置している。且つ指数が75を超えているとかなり速いペースで先行しているといえる。 |
| 相 |
走破タイムにおける前半スピードと上がりタイムの相対性理論値に展開とペース、コース特性を加味し指数化したもの。かなり難しい表現となったが、簡単に言えばゴール手前の各馬の位置関係。この指数が大きいほどゴールに近いと考えられる。 |
| MX |
過去の5走において最高のタイムを出したときのタイム指数。 馬の持つ瞬発力と潜在能力を表しています。
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| NE |
過去の5走の走破タイムを平均化し指数化したもの。 |
| 馬P |
馬格を表した指数。
過去のレースからタイム指数、瞬発力指数、安定度、出走条件、ローテーション等を組み合わせて作成した馬本来のレベル指数。
いわゆる格が違う馬を見分けられる。 |
| 特P |
出走馬のある条件に特化した数値。
過去レースからの着差、獲得賞金、鞍上の騎手の成績による指数、調教師の成績による指数、生産者の実績による指数を組み合わせた指数。 |
| 融 |
その馬に関するあらゆる要素を融合させた指数。
ここでは過去のレースからのデータはもちろんのこと、血統、調教状況、馬主、生産者、調教師、騎手等、馬以外の人為的指数も平均的に加味しています。たとえば馬主一人をとっても500万円の馬ばかり買う馬主と5000万円以上の馬しか買わない馬主とでは明らかに勝つことに対する執念が違いますから、それは調教師や騎手にも伝わります。また水・木の調教状況での状態も指数化して加味しています。
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| 連 |
過去の出走成績をパターン化し、出走条件やローテーション、コース特性を組み合わせて指数化したもの。 |
| 基 |
各レースごとの各馬の基準能力値。
各レースごとにレースレベル値を設け各馬の能力をクラス条件、距離、馬場、斤量等の補正を加え、対戦相手からの展開を加味し数化したもの。 |
| 単 |
予想単勝オッズ、人気から1着入着、及び3着内入着の確率を指数化したもの。 |
| 気 |
馬の能力に加え調教状況、ローテーション、近3走の状況、騎手の主戦、乗り替わり等で算出した陣営の勝ち気配値。 |
| 直 |
前走だけに特化した走破タイム指数値。レースの条件別補正をしてあります。
前走が未勝利戦1着で今回が500万下の昇級戦の場合等、レースの格が違う場合を考慮してあります。 |
| 総 |
今回のレースの総合指数。上記の各指数は過去のレースデータから算出した理論値。これに今回のレースの条件や馬場、斤量、ローテーション等の補正を加えて算出したもの。
(休養明け、昇級、降級、馬齢、牡牝、斤量の上下等、及びその他の補正が加えられています。) |
| 評 |
総合指数順位を上位から◎,○,▲,△1,△2,△3,△4で表したもの |
| 場 |
前走異種馬場で走った馬はその馬場が記号で表されます。
今回と同じ馬場の場合は何も表記されません。
(例)
今回・芝戦の場合、前走の芝戦で走った馬は何も表記されていない。前走ダートだった馬はDと表記される。前走障害戦だった馬はJと表記される。
今回ダート戦だった場合、前走が芝だった馬はTと表記される。 |
| 前 |
前走の評価をクラス補正を加えて評価した指標。 |
| 安 |
近4走の内、一番悪かった1走を除いて、上位3走の指数を平均化して安定感を表した指標。
(成績は着順ではありません) |
| 級 |
クラスの昇級・降級を記載 (但、馬齢限定の昇・降には注意) |
| 周 |
出走ローテーション (10週=2ケ月、以降は四捨五入で月表示) |
| 軸 |
軸評価の指標
B+以上を軸馬候補として推奨
B/C+はやや不安要素あり
Cは不安
Dは軸候補としては無謀 |
| >○ |
軸馬(◎)と2番手(○)の馬の能力差を表した指標
表示は、A/B/C/D/危、の5段階
Aはかなり基準の高い設定
Bあたりでも有力。
Cでも一応考慮してみる価値はある
Dは僅差・拮抗
危は危険要素大 |
| >▲ |
軸馬(◎)と3番手(▲)の馬の能力差を表した指標
表示は、A/B/C/D/危、の5段階
基準設定は上記と同じ
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| >△1 |
軸馬(◎)と4番手(△1)の馬の能力差を表した指標
表示は、A/B/C/D/危、の5段階
基準設定は上記と同じ
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| 注意 |
◎馬と○馬の差がBで◎馬と△1馬の差がDという場合もあるので注意。この場合の判断としては、△1馬は、指数下位にも関わらず何か危険な要素を持っている馬と考えられる。予想ロジックのなかで、総合的な成績は悪くても、たとえば一つ、上がりタイムで抜群のタイムを出したことがあるなど、何らかの危険要素を持った馬をピックアップして知らせている。 |
| 1・2 |
△1と△2の馬の能力差を表した指標
表示はA/B/C/D/危、の5段階
基準の考え方は上記と同じ
この指標はどちらかというと、軸馬からの流しよりも、上位が拮抗して、3連複・3連単のフォーメーションでの買い目を探る時に非常に有効になってくる。
3連単の1着付けに△1で切れると24点から48点、多くても60点あたりで狙えそうだが、△2まで入れると最少でも60点になってしまい、どうしてもこのラインが勝負するかの分かれ目になると考えられる。
軸がしっかりとしているのなら、ここがたとえ"D"や"危"でも△2・△3まで押さえればすむこと。 |
| U/D |
評価記号(◎▲等)の付いた上位馬7頭を1つのグループ、評価記号の付かなかった下位馬を別の1グループと見立てて、見比べた指標。
表示は○/△/注/危/×、の5段階
○はほぼ評価記号内の馬で収まりそう
△・注は微妙なライン。人気やオッズにも注意して考慮したほうが良い
危・×は無印の馬にも評価記号馬に匹敵する有力馬がいることを示している。大波乱含みのレースパターン。
このラインは勝負レースを選択する上で重要な役目を果たす。
いくら絶対的な軸馬がいても紐候補が無印馬まで及べば絞り込めない。買い目点数も無尽蔵に増えるだけ。
フォーメーションで狙うにしても、2・3着あたりならひょっとしてという馬が無印馬にもいることになる。
無印馬にも有力馬あり注意ということ。 |
| PT |
買い目案の推奨パターンを指標化したもの
JJ/J+/J/J考/FB、で表示
JJ/J、はほぼ1着・2着の決着ができそうな軸馬候補
Jは3着争いまでも考えたほうが無難
J考は軸馬としては不安はあるが、かといってまったく見込めないわけでもないボーダーライン上。トータルバランスで劣る場合もあるし、複数の要素で構成されている指数表の中に、1つ・2つ見劣りする要素がある場合もある。ただ思い切って切ってしまうには惜しい部分もあるので、人気やオッズとも合わせて考慮してからでも遅くない。
FBは、軸馬候補が見当たらず、もし検討するならフォーメーションかBOXが良いのではという指標。際立つ上位4頭がいる場合のみ馬券対象。
FB指標は有力な軸馬がいないレース全てに表示されるので、上位馬を絞り込めるレースはこのパターン。絞り込めない場合は大波乱の様相レース。
この指標だけでは勝負レースの選択はできません。
他の指標や下記の最終判断とあわせての検討となります。 |
| 最終判断 |
コンピュータ上の分析ロジックで最終的に判断した指標
【不安見送】・【見送】・【勝負検】・【準勝負検】・【考慮】・【FB検討】・【FB考慮】
【不安見送り】は各馬の指数以外の要素も加えて判断したもの。たとえば距離が2100M以上、軸馬が牝馬、地方レース出走馬が多いレース、斤量に不安があるレース等。
【見送】は上位馬の絞込みが不可能な混沌としたレース。波乱要素大
【勝負検】・【準勝負検】・【考慮】は軸馬からの買い目案で考える
【FB検討】・【FB考慮】はフォーメーション又はBOXで基本軸の4頭が絞り込めそうな場合に考える。
この判断はかなりレベルの高い設定になっているので他の指標と合わせての検討となります。
各指標の"検討"は有力レース、"考慮"は検討レースよりやや不安要素を持ったレースだが見送るには惜しい要素を持ったレース。オッズや人気次第では考えても良いと思われる。
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| 指数は過去のレースからの数値による実績分析ですが、指標は指数の数値をランク分類し、分析幅を広げて危険度を考えたものです。人工知能のような高度な分析が本来良いのかもしれませんが、確実な予想ロジックの確率は何をもってしても不可能なのが競馬だと思います。結局、最終的には自身の判断になるわけですが、勝てるレースを見つけるよりも荒れるレースを見つけて切ることの方が簡単です。まず、消去法でレースを絞り込んで、残ったレースから馬の能力差を検討してくると勝負レースが浮かんでくる場合があります。浮かんでこなかった場合は全レース見送りする勇気も必要です。 |